ぼくがゲイになった理由

ブログの更新を放置していた。というのも今月中頃からおそらく風邪だと思うが体調不良が続いていて、心身ともに疲弊してほんとうに何も思いつかなくなっていたからだ。一切面白いことが思いつかないのでもうぼくは終わりだとか思っていたけれど、体調も回復して思考力も復帰した。ぼくのブログはまあ大したことは書いていないけれど付き合ってもらえると幸いだ。

 

せっかくなのでゲイ垢のブログにふさわしい表題で書くことにした。といってもぼくがゲイになった理由なんて大したものではないし明確な理由も特にはないのであるが。

多分生まれたときからバイだった。何故かはわからない。何か遺伝的な要因があるのかもしれないし、環境の影響もあるのかもしれないが、とにかくよくわからないが元々バイであったように思う。男は女を好きになると思い込んでいた分、いわゆるノンケよりというやつだったかもしれない。特に誰かが好きになるとかいったことはなかったが、男も女も性愛の対象であろうということが自然と自分でもわかっていた。そういう中学生であった。ちょうどその頃の人間にはよくあることだと思うが、他人の局部がどうなっているのだろうということが気になる。心理状態によって形状の変化するこの不思議な器官が他人ではどうなっているのか、同じ現象が起きるのか、少年りてうは気になって仕方がなかったが、そういうことを話すタイプの人が周囲にいなかった。そこで少年りてうは買ってもらったばかりのガラケーで色々な画像を検索した。今は通信制限なるものがあるから良いが、つい検索に夢中になって月の通信費が4万円になって問題となったこともある。そういう風にして画像を漁っていたら、いつのまにか男の体にしか興味がなくなっていたのである。男女の体に興味があった状態から男の体にしか興味を持たない状態になるまでの変遷をぼくは意識しなかった、劇場版コナンの冒頭で気付かぬうちに体の縮んでいた新一のように。それに伴って恋愛の対象も男性に限定されるようになったのだと思う。ちなみに恋というものを知ったのはもっともっと後になってからであった。まあただそれだけだ。ぼくの場合、今ゲイであることに大した理由もない。性指向というものは人格を考える上で非常に重要だが、それはいつのまにか、またはぼくのように意識せぬうちに決まっているものなのか。ただの恥ずかしい話であったが、初めてそれっぽいことを書いた。